66.湯口山層Ⅱ)(ゆぐちやまそう)

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 大沢(1962)の命名による。模式地は、相馬村栩内川上流の湯口山付近。弘前地域南部において東西に帯状に分布する。岩相は、酸性火山礫凝灰岩・酸性凝灰岩及び泥岩から成る。流紋岩溶岩・砂岩・安山岩及び安山岩凝灰角礫岩を挟む。本層からは、まれに貝化石を産するが保存不良である。層厚は150~500m。
 備考:岩井(1965)、北村ほか(1972)の砂子瀬層の一部に相当する。