目次
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新編弘前市史 資料編1(考古編)
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第4章 中世・近世
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第3節 中世・近世の住居と集落
〈機能の違い〉
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掘立柱建物跡と竪穴建物跡の個々の機能を結論づけることは困難であるが、両者に同じ機能(例えば住居や倉庫など)が存在する以上、総合的見地から結論を出す必要がある。
その時の基本的視点として、遺跡の性格、単独遺構なのか遺構群の一部なのか、竪穴建物跡の炉の有無、遺跡の性格と関連するが、遺跡内で社会的階層差が存在する状況等を重要視している。