〈注一覧…第4章〉

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*1 考古学資料によって中世・近世遺跡と認定できる遺跡のみ抽出した。対応する文献は下記のとおりである。
表1に対応する文献一覧
1) 桜井清彦 早稲田大学史学会 「青森県相内村二ツ沼遺跡について」(史観45号) 1955年

2) 弘前市教育委員会 『岩木山・岩木山麓古代遺跡調査報告』 1968年

3) 青森県教育委員会 『富山遺跡・永泉寺跡発掘調査報告書』(青森県埋蔵文化財調査報告書第21集) 1975

4) 本堂寿一 「今別町大開城の調査」(考古風土記創刊号) 1976年

5) 鈴木古観 「青森県出土の陶器二例」(考古風土記創刊号) 1976年

6) 奈良仁 「中世の下北地方と蛎崎氏」(考古風土記創刊号) 1976年

7) 奈良岡洋一 「史跡浪岡城跡と水木館出土陶磁器」(考古風土記創刊号) 1976年

8) 青森県教育委員会 『鳥海山遺跡発掘調査報告書』(青森県埋蔵文化財調査報告書第32集) 1977年

9) 弘前市教育委員会 『堀越城跡国道7号線バイパス遺跡発掘調査報告書』 1978年

10) 青森県立郷土館 『尻八館第1次調査概要』(青森県立郷土館研究年報第3号) 1978年

11) 青森県教育委員会 『源常平遺跡発掘調査報告書』(青森県埋蔵文化財調査報告書第39集) 1978年

12) 青森県教育委員会 『黒石市高館遺跡発掘調査報告書』(青森県埋蔵文化財調査報告書第40集) 1978年

13) 浪岡町教育委員会 『昭和52年度浪岡城跡発掘調査報告書浪岡城跡』 1978年

14) 弘前市教育委員会 『堀越城跡前川災害復旧関連工事遺跡発掘発掘調査報告書』 1979年

15) 青森県立郷土館 『尻八館第2次調査概要』(青森県立郷土館調査研究年報第4号) 1979年

16) 青森県教育委員会 『杉の沢遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第145集) 1979年

17) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡発掘調査報告書Ⅰ 昭和53年度』 1979年

18) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡発掘調査報告書Ⅱ』(八戸市埋蔵文化財調査報告書第2集 昭和54年度発掘調査概要) 1980年

19) 青森県立郷土館 『尻八館第3次調査概要』(青森県立郷土館調査研究年報第5号) 1980年

20) 青森県教育委員会 『板留(2)遺跡発掘調査報告書』(青森県埋蔵文化財調査報告書第59集) 1980年

21) 浪岡町教育委員会 『昭和53年度浪岡城跡発掘調査報告書 浪岡城跡Ⅱ』 1980年

22) 青森県教育委員会 『五輪堂遺跡発掘調査報告書』(青森県埋蔵文化財調査報告書第60集) 1980年

23) 青森県立郷土館 『尻八館調査報告書』(青森県立郷土館調査報告書第9集・歴史1) 1981年

24) 浪岡町教育委員会 『昭和54年度浪岡城跡発掘調査報告書 浪岡城跡Ⅲ』 1981年

25) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡発掘調査報告書Ⅲ(昭和55年)』(八戸市埋蔵文化財調査報告書第6集) 1982年

26) 佐々木達夫 「遺跡出土陶磁器の研究-北日本中世城館跡を中心として」(金沢大学文学部論集史学篇) 1982年

27) 青森県教育委員会 『下北地点原子力発電所建設予定地内埋蔵文化財試掘調査報告書』(青森県埋蔵文化財調査報告書第70集) 1982年

28) 橘善光 『下北半島の中世遺跡と遺物』(歴史手帖10巻12号) 1982年

29) 浪岡町教育委員会 『昭和55年度浪岡城跡発掘調査報告書 浪岡城跡Ⅳ』 1982年

30) 佐々木達夫・ほか 「津軽・蓬田大館の発掘-1981年-」(日本海文化第10号) 1983年

31) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡発掘調査報告書Ⅳ(昭和56年度)』(八戸市埋蔵文化財調査報告書第9集) 1983年

32) 青森県教育委員会 『浜通遺跡発掘調査報告書-東通地点原子力発電所建設に係る埋蔵文化財発掘調査』(青森県埋蔵文化財調査報告書第80集) 1983年

33) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡発掘調査報告書Ⅵ(昭和57年度)』八戸市埋蔵文化財調査報告書第12集) 1983年

34) 平賀町教育委員会 『五輪堂遺跡』(平賀町埋蔵文化財報告書第11集) 1983年

35) 浪岡町教育委員会 『昭和56年度浪岡城跡発掘調査報告書 浪岡城跡Ⅴ』 1983年

36) 中村和彦 「青森市油川城跡から出土した中世資料」(考古風土記第9号) 1984年

37) 浪岡町教育委員会 『昭和57年度浪岡城跡発掘調査報告書 浪岡城跡Ⅵ』 1984年

38) 十和田市教育委員会 『切田前谷地遺跡発掘調査報告書』(十和田市埋蔵文化財調査報告書第4集) 1985年

39) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡発掘調査報告書Ⅶ(昭和58年度)』(八戸市埋蔵文化財調査報告書第14集) 1985年

40) 浪岡町教育委員会 『昭和58年度浪岡城跡発掘調査報告書 浪岡城跡Ⅶ』 1985年

41) 青森県教育委員会 『垂柳遺跡発掘調査報告書』(青森県埋蔵文化財調査報告書第80集) 1985年

42) 小泊村教育委員会 『弁天島遺跡発掘調査報告書』(小泊村文化財調査報告書第1集) 1985年

43) 浪岡町教育委員会 『浪岡城跡』(浪岡町埋蔵文化財緊急発掘調査報告書第3集) 1986年

44) 福田友之・工藤清泰・木村浩一 「南部町聖寿寺館・十和田湖町三日市館・横浜町牛ノ沢館跡等発見の陶磁器資料」(弘前大学考古学研究第3号) 1986年

45) 大鰐町教育委員会 『唐牛城(1)-土取りに伴う遺跡発掘調査-』(大鰐町文化財調査報告書第2集) 1986年

46) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡発掘調査報告書Ⅷ(昭和59年度)』(八戸市埋蔵文化財調査報告書第16集) 1986年

47) 浪岡町教育委員会 『昭和59年度浪岡城跡発掘調査報告書 浪岡城跡Ⅷ』 1986年

48) 青森県教育委員会 『独孤遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第99集) 1986年

49) 市浦村教育委員会・山王坊跡調査団 『青森県北津軽郡市浦村山王坊跡昭和57~昭和62年度調査中間報告』(北方日本海の中世宗教遺跡研究第1集) 1987年

50) 荒川正明 「蓬田大館遺跡」(早稲田大学文学部考古学研究室報告) 1987年

51) 青森県教育委員会 『境関館遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第102集) 1987年

52) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡発掘調査報告書Ⅸ(昭和60・61年)』(八戸市埋蔵文化財調査報告書第18集) 1987年

53) 市浦村教育委員会 『琴湖岳遺跡』(十三小学校道路改良工事に係わる事前発掘調査) 1988年

54) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡環境整備事業概報Ⅱ』 1988年

55) 浪岡町教育委員会 『昭和60年度浪岡城跡発掘調査報告書 浪岡城跡Ⅸ』 1988年

56) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡発掘調査報告書Ⅹ(昭和62年度)』(八戸市埋文報第25集) 1988年

57) 青森県教育委員会 『荼毘館遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第110集) 1988年

58) 浪岡町教育委員会 『昭和63年度 浪岡城跡環境整備報告書Ⅰ』 1989年

59) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡環境整備事業概報Ⅲ』 1989年

60) 七戸町教育委員会 『史跡七戸城跡北東出丸 矢館跡Ⅲ』(七戸町埋蔵文化財調査報告書第4集) 1989年

61) 鰺ヶ沢町教育委員会 『種里城跡』(種里城跡第1次発掘調査報告書) 1989年

62) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡発掘調査報告書Ⅺ(昭和63年度)』(八戸市埋蔵文化財調査報告書第31集) 1989年

63) 青森県教育委員会 『鶴ケ鼻遺跡」(青森県埋蔵文化財調査報告書第122集) 1989年

64) 浪岡町教育委員会 『昭和61・62年度浪岡城跡発掘調査報告書 浪岡城跡Ⅹ-内館調査のまとめ-』 1989年

65) 平賀町教育委員会 『大光寺新城跡遺跡発掘調査報告書第1次発掘調査』(平賀町埋蔵文化財調査報告書第18集) 1989年

66) 中里町・中里町教育委員会 『中里城跡試掘調査報告書』(中里町文化財調査報告書第1集) 1989年

67) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡発掘調査報告書Ⅻ 平成元年度』(八戸市埋蔵文化財調査報告書第35集) 1990年

68) 中里町・中里町教育委員会 『中里城跡Ⅰ』(中里町文化財調査報告書第2集) 1990年

69) 平賀町教育委員会 『大光寺新城跡遺跡発掘調査報告書第2次発掘調査』(平賀町埋蔵文化財報告書第19集) 1990年

70) 青森県教育委員会 『中崎館遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第129集) 1990年

71) 半沢紀 「飯詰高楯城址採集の陶磁器について」(歴史と文化誌 津軽平野第2号) 1990年

72) 青森県教育委員会 『杢沢遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第130集) 1990年

73) 浪岡町教育委員会 『平成2年度 史跡浪岡城跡環境整備報告書Ⅱ』 1991年

74) 小山彦逸 『考古学からみた七戸町』 1991年

75) 半沢紀 「琴湖岳遺跡採集の陶磁器」(歴史と文化誌 津軽平野第3号) 1991年

76) 中里町教育委員会 『中里城跡Ⅱ 平山西』(中里町文化財調査報告書第3集) 1991年

77) 川内町教育委員会 『鞍越・袰川遺跡発掘調査報告書』 1993年

78) 東京国立博物館 『日本出土の舶載陶磁 朝鮮 ベトナム タイ・イスラム』 1993年

79) 八戸市教育委員会 『根城-本丸の発掘調査-』(八戸市埋蔵文化財調査報告書第54集) 1993年

80) 青森県教育委員会 『野脇遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第149集) 1993年

81) 五所川原市 『五所川原市史資料編1』 1993年

82) 半沢紀 「柏村桑野木田出土の遺物」(青森県考古学第7号) 1993年

83) 七戸町教育委員会 『史跡七戸城跡北館Ⅱ』 1993年

*2 中谷治宇二郎 「東北地方石器時代遺跡調査予報」(人類学雑誌第44巻第3号) 1929(昭和4)年3月

*3 江上波夫・ほか 『館址』 1958(昭和33)年

*4 後藤守一 『日本歴史考古学』 1937(昭和12)年

*5 昭和11年に『ミネルヴァ』誌上で、喜田貞吉と山内清男が石器時代の終末について論じた争い。喜田は竪穴から宋銭が出土することから東北地方では室町時代まで石器を使用していたと考えたが、山内はそれについて痛烈に反駁し「考古学の正道」は編年作業の充実にあると説き、石器時代は全国ほぼ一律に終末を迎えたとした。現在は山内の論が一般化している。

*6-a 平山久夫 「津軽平野の須恵器(予報)」(北奥古代文化第2号) 1969年

*6-b 平山久夫・香取昂宏 「津軽十三湊採集の古瀬戸陶片」(北奥古代文化第4号) 1972年

*6-c 平山久夫 「青森県内への中世陶磁の移入について」(うそり第11号) 1974年

*6-d 平山久夫 「津軽下北地方を中心とした中世陶磁について」(北海道考古学第10輯) 1974年

*6-e 平山久夫 「青森県の中世陶磁について」(北奥古代文化第6号) 1974年

*7 橘善光・森本岩太郎 「下北半島西通発見の人骨と陶器」(北奥古代文化第6号) 1974年

*8 桜井清彦 「津軽十三と日本海沿岸文化」(考古学ジャーナル93号) 1974年

*9 今井二三夫 「堀越城の発掘」(歴史手帖第5巻4号) 1977年

  今井二三夫 「堀越城の調査」(中世の考古学-遺跡発掘の新資料-) 1983年

*10 『考古風土記』創刊号の中では、鈴木古観(克彦)「青森県出土の中世陶器二例」、奈良岡洋一「史跡浪岡城跡と水木館出土の陶磁器」、奈良仁「中世の下北地方と蠣崎氏」、本堂寿一「今別町大開城の調査」が掲載された。

*11 *1の10)、15)、19)、23)に前掲

*12 *1の13)、21)、24)、29)、35)、37)、40)、43)、47)、55)、58)、64)、73)に前掲

*13 *1の17)、18)、25)、31)、33)、39)、46)、52)、54)、56)、59)、62)、67)、79)に前掲

*14 杉山武・ほか 「富山遺跡・永泉寺跡発掘調査報告書」(青森県文化財調査報告書第21集) 1975年

*15 *14に前掲

*16 相馬信吉・ほか 「板留(2)遺跡発掘調査報告書」(青森県埋蔵文化財調査報告書第59集) 1980年

*17 佐々木達夫 「津軽出土の陶磁器と日本海交易」(白水7号) 1979年

  佐々木達夫 「日本海の陶磁交易」(日本海文化8号) 1981年

  佐々木達夫 「遺跡出土陶磁器の研究-北日本中世城館跡を中心として-」(金沢大学文学部論集史学科篇第2号) 1982年

*18 盛田稔編 『日本城郭体系2 青森・岩手・秋田』 1980年

*19 青森県教育委員会 『青森県の中世城館』(青森県文化財調査報告書) 1983年

*20 大瀬秀男・ほか 『浜通遺跡発掘調査報告書』(青森県埋蔵文化財調査報告書第80集) 1984年

*21 大瀬秀男・ほか 『垂柳遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第88集) 1985年

*22 佐々木達夫・ほか 「津軽・蓬田大館の発掘-1981年-」(日本海文化第10号) 1983年

*23 永井治・ほか 『五輪堂遺跡』(平賀町埋蔵文化財報告書第11集) 1983年

*24 工藤清泰・ほか 『弁天島遺跡発掘調査報告書』(小泊村文化財調査報告書第1集) 1985年

*25 加藤孝・佐藤智雄 『北方日本海の中世宗教遺跡研究第1集』(青森県北津軽郡市浦村 山王坊跡 昭和57年度~昭和62年度調査中間報告) 1987年

*26 誉田実 『切田前谷地遺跡発掘調査報告書』(十和田市埋蔵文化財調査報告書第4集) 1985年

*27 葛西励・高橋潤 『唐牛城(1)』(大鰐町文化財調査報告書第2集) 1986年

*28 中村和彦 「青森市油川城跡から出土した中世資料」(考古風土記第9号) 1984年

*29 福田友之・工藤清泰・木村浩一 「南部町聖寿寺館・十和田湖町三日市館・横浜町牛ノ沢館等発見の陶磁資料」(弘前大学考古学研究第3集) 1986年

*30 大瀬秀男・ほか 『独狐遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第99集) 1986年

*31 赤平智尚・ほか 『境関館遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第102集) 1987年

*32 大瀬秀男・ほか 『荼毘館遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第110集) 1988年

*33 岡田康博・ほか 『中崎館遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第129集) 1990年

*34 木村高・ほか 『野脇遺跡』(青森県埋蔵文化財調査報告書第149集) 1993年

*35 新谷雄蔵 『種里城跡-種里城跡第1次発掘調査報告書』 1989年

*36 高橋與右衛門 「発見された中世の建物跡」(北の中世) 1992年

*37 *33に前掲

*38 工藤清泰 「浪岡城跡の発掘調査成果から見た北日本における中世城館研究の課題」(よねしろ考古4号) 1988年

*39 佐々木浩一 「根城東構地区の遺構変遷」(八戸市博物館研究紀要第7号) 1991年

*40 松下亘 「北海道余市町大浜中遺跡の遺物…特に一括出土した青磁について…」(北海道考古学第9輯) 1973年

*41 岩手県埋蔵文化財センター 『笹間館発掘調査報告書』 1988年

*42 長野県佐久市教育委員会 『金井城跡』 1991年

*43 新潟県中条町教育委員会 『江上館跡Ⅰ』 1993年

*44 新潟県新発田市教育委員会 『三光館跡・宝積寺館跡』 1990年

*45 福井県立朝倉氏遺跡資料館 『特別史跡一乗谷朝倉氏遺跡ⅩⅨ』 1988年

*46 *45に前掲

*47 成田末五郎 「乳井出土古銭について」(東奥文化第11号) 1958年

*48 成田末五郎 「石川町出土の古銭について」(陸奥史談第31輯) 1961年