[七世紀以前]

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来目部、戦勝に際して「エミシ」を歌に詠み込む(蝦夷の初見)。
景行天皇二十五年、武内宿禰を北陸・東国に派遣。同二十七年、東夷の状態を報告。
景行天皇四十年、東国で蝦夷の反乱が勃発。日本武尊の東征。
景行天皇五十六年、御諸別王、蝦夷の騒動を鎮圧。
応神天皇三年、蝦夷朝貢。使役して廐坂道を作らせる。
仁徳天皇五十五年、蝦夷の反乱。田道を派遣するも敗死。
清寧天皇四年、蝦夷等内付。
欽明天皇元年、蝦夷・隼人が一族をつれて帰順。
欽明天皇五年、越国、佐渡島への粛慎人漂着を伝える。
敏達天皇十年、蝦夷数千反乱。勅により首領綾糟、服属を誓う。
崇峻天皇二年、東山道使、蝦夷の国との境を視察。
舒明天皇九年(六三七)、蝦夷反乱。上毛野君形名の征討。
皇極天皇元年(六四二)、越国付近の蝦夷数千が帰順し、饗を受ける。
大化二年(六四六)正月、蝦夷帰順。
斉明天皇元年(六五五)、津軽等の蝦夷帰順し、饗及び冠位を受ける。
斉明天皇四年(六五八)四月、阿倍比羅夫の遠征。
斉明天皇四年(六五八)七月、蝦夷朝貢。津軽の首領等に論功行賞。
斉明天皇五年(六五九)三月、陸奥と越の蝦夷を饗応。
斉明天皇五年(六五九)三月、阿倍比羅夫の第二次遠征。
斉明天皇五年(六五九)七月、遣唐使、陸奥蝦夷を引き連れて唐高宗に謁見。津軽の蝦夷等を説明。
斉明天皇六年(六六〇)、阿倍比羅夫、粛慎と交戦勝利し、捕虜・羆の皮等を献上。
天智天皇七年(六六八)七月、蝦夷を饗応。
天智天皇十年(六七一)八月、蝦夷を饗応。
天武天皇五年(六七六)十一月、粛慎、新羅使に従って来朝。
持統天皇二年(六八八)十一月五日、天武天皇の喪葬に際して、蝦夷ら調賦をになって誄する。
持統天皇二年(六八八)十二月十二日、蝦夷の饗応、授位。
持統天皇三年(六八九)七月二十三日、越国の蝦夷に賜物。
持統天皇十年(六九六)三月十二日、越渡嶋蝦夷・粛慎に賜物。
文武天皇元年(六九七)十月十九日、陸奥国蝦夷、特産物を貢上。
文武天皇元年(六九七)十二月十八日、越後の蝦狄に賜物。
文武天皇二年(六九八)六月十四日、越後国の蝦狄、特産物を貢上。
文武天皇二年(六九八)十月二十二日、陸奥国の蝦夷、特産物を貢上。
文武天皇三年(六九九)四月二十五日、越後国蝦狄に授爵。