●延喜元年(九〇一)九月二十二日、菅原道真、陸奥守藤原滋実の死を悼む。蝦夷との交易の困難さを詠む。
●延喜十六年(九一六)三月五日、陸奥国交易進御馬。
●延長五年(九二七)十二月二十六日、延喜式成る。陸奥・出羽国についての規定(抄)。
●天慶二年(九三九)四月以降、出羽国で俘囚・異類(北方人か)等反乱。鎮圧難航。
●天暦元年(九四七)二月十八日、狄坂丸の乱。
●天暦元年(九四七)三月三日、鎮守府将軍平貞盛貢馬を朱雀上皇に献上。
●天暦二年(九四八)七月三日、藤原忠平、朱雀上皇に出羽産の鷹を献上。
●天暦七年(九五三)十一月二日、陸奥臨時交易御馬の解文を奏す。
●天徳五年(九六一)正月十七日、陸奥所進鷹犬御覧。
●応和四年(九六四)五月二日、臨時交易御馬解文。
●貞元元年(九七六)十二月二十一日、陸奥貢馬の交易価直。
●天元元年(九七八)四月二十五日、円融天皇、出羽国献上の鷹・犬を見る。
●永観二年(九八四)、東大寺僧〓然、宋太宗に謁見。奥州のことを奏上。
●永観三年(九八五)四月二十四日、陸奥守藤原為長貢馬御覧。
●永延二年(九八八)九月十五日、陸奥守藤原国用に交易御馬を進上させる。
●長保元年(九九九)五月、陸奥交易御馬御覧。
●長保元年(九九九)七月、出羽守藤原義理の貢上馬。
●長保元年(九九九)八月二十二日、鎮守府軍監、任料の馬を貢上。
●長保二年(一〇〇〇)九月十三日、出羽守藤原義理、藤原道長等に貢馬。