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石田三郎左衛門家伝来文書
玉置太郎介書状
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以上
其頃々不懸御目
御床敷存候弥御
無事ニ御座候哉
承度候然者今
度大坂五月六日之
働雑談ノ次而ニ
貴様御事旁々にて
雑談仕候、てき
五六十騎計在之
所へ御のりこミ候て
よき武者かふと
付取ニくび御取候
段我等も同手にて
見申候右之段何
時にても我等証人ニ
相立可申候其
外ニもかふと付之
くひ一ツ御取候由伊藤
吉左殿被見候よし
度々御噂有之候
弥御手柄共ニ
御座候ちと懸御目
大坂物語なと仕
度候尚重而可得
御意候 恐惶謹言
玉木太郎介
十一月三日 直(花押)
石田才助様