六角承禎知行宛行状写

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近年窂[(牢)(傍注)]籠に種々馳走共祝着候
則可有奉公旨候条先年以直書ヲ
知行分雖遣置候今度石部下野守館江令
籠城處有入城被抽粉骨段神妙之旨
最前宛行知行ニ只今令加増以目録加扶
持候向後之儀聊不可令相違之条如書
立永代全領知不可有異儀候猶鯰江
満介入道可申候 謹言
 拾月二日 承禎(花神)
  伊賀
   河合山内殿