高倉神社本殿・境内社八幡社本殿・境内社春日社本殿 附棟札6枚
【指定区分】 | 国指定 |
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【種別】 | 建造物 |
【所在地】 | 西高倉 |
【指定年月日】 | 大正15年4月19日 |
解説
本社本殿は一間社流造の棟のみ瓦葺の檜皮葺で並立する3殿の中央に立ち、斜面を這い上がる捻廊を設けている。八幡社本殿も本社本殿と同様に一間社流造の棟のみ瓦葺の檜皮葺である。春日社本殿は一間社、隅木入春日造の檜皮葺である。3棟とも三方に擬宝珠の付く高欄の浜縁を巡らす。虹梁や身舎柱上組物には極彩色が施され、蟇股の彫刻手法などに桃山期の特色がよく表れている。天正2年(1574)の棟札に「奉造立春日社仁木殿長政為御本願造立」とあり、建築様式の時期的な特徴と合致する。この棟札のほか、寛文元年(1661)・元禄2年(1689)・宝永元年(1704)・享保13年(1728)・文化14年(1817)の棟札が残されている。関連資料・関連ページ(別画面が開きます)
歴史探訪 高倉神社