広禅寺輪蔵

広禅寺輪蔵


広禅寺輪蔵 画像
【指定区分】県指定
【種別】建造物
【所在地】上野徳居町
【指定年月日】平成23年3月10日

解説

山門を入って左手の経蔵の中に輪蔵が安置されている。輪蔵は一切経を収納するための回転する書架で、これを回転させるだけで経典を読むのと同じ利益が得られる。広禅寺の輪蔵は、側柱や入側柱上の複雑な組物、浮彫や拳鼻・絵様肘木などの特徴ある造形、極彩色の文様など県内に例のない特徴を有している。輪蔵の引出しには、製作年代と考えられる享保4年(1719)の奥書があり、県内最古の輪蔵と考えられる。
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