阿弥陀寺の五輪塔
【指定区分】 | 県指定 |
---|---|
【種別】 | 建造物 |
【所在地】 | 川東(阿弥陀寺) |
【指定年月日】 | 平成25年3月25日 |
解説
大型の五輪塔で、表面に梵字を刻まない形態は大和西大寺の奥の院にある叡尊供養塔に類似する。叡尊は正応3年(1290)に没し、供養塔はその直後に建立されたと考えられるが、阿弥陀寺の五輪塔は14世紀初頭の供養塔とされる。明徳2年(1391)の『西大寺諸国末寺帳』に記される「三部野大聖寺」の遺品である可能性があり、西大寺流律宗の伊賀国進出を示す資料としても貴重である。阿弥陀寺の五輪塔
【指定区分】 | 県指定 |
---|---|
【種別】 | 建造物 |
【所在地】 | 川東(阿弥陀寺) |
【指定年月日】 | 平成25年3月25日 |
解説
大型の五輪塔で、表面に梵字を刻まない形態は大和西大寺の奥の院にある叡尊供養塔に類似する。叡尊は正応3年(1290)に没し、供養塔はその直後に建立されたと考えられるが、阿弥陀寺の五輪塔は14世紀初頭の供養塔とされる。明徳2年(1391)の『西大寺諸国末寺帳』に記される「三部野大聖寺」の遺品である可能性があり、西大寺流律宗の伊賀国進出を示す資料としても貴重である。