成瀬平馬家長屋門
【指定区分】 | 市指定 |
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【種別】 | 建造物 |
【所在地】 | 上野丸之内 |
【指定年月日】 | 平成29年3月28日 |
解説
成瀬平馬家は藤堂藩に仕えた上級家臣で、幕末の上野城下町絵図を見ると、現在の屋敷地に名前を確認できる。長屋門は正面上部が漆喰塗り、下部は下見板張りになっている。門の東西に部屋を有し、東側の部屋は3畳と4畳、さらに奥に6畳の座敷がある。長らく居宅として使用されていたため改変が見られるが、門扉と潜戸には飾り金具が残され、南側の武者窓も建築当初のままと考えられる。当時の武家屋敷の様相がわかる貴重な建築物である。令和2年に保存修理を終え、当時の姿を見ることができる。関連資料・関連ページ(別画面が開きます)
歴史探訪 成瀬平馬家長屋門