三十六歌仙扁額

【指定区分】 | 県指定 |
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【種別】 | 絵画 |
【所在地】 | 一之宮 |
【指定年月日】 | 平成17年3月17日 |
解説
紙本金地着色の三十六歌仙の画を3枚1組の計12面として、扁額に納めたものである。『公室年譜略』に「各三十六枚倶ニ近衛信基公筆画ハ山徳筆」とあることから、書は本阿弥光悦・松花堂昭乗とともに「寛永の三筆」と称される近衛信基(信尹)の筆によるものとされる。本来は36面であったが、寛永13年(1636)に藤堂藩の2代藩主藤堂高次が敢国神社に護摩堂を建立した際、12面に仕立てられたものと考えられる。