木造十一面観音立像

木造十一面観音立像


木造十一面観音立像 画像
【指定区分】県指定
【種別】彫刻
【所在地】島ヶ原
【指定年月日】昭和30年4月8日

解説

本堂後方の東西の脇壇にそれぞれ1体ずつ安置されている。西脇壇の像(写真)は、天衣が裳の上で二重の円弧を描いている。右手を下方に伸ばし、左手は前方に曲げて持物を執っていたと思われるが亡失している。東脇壇の像は、右手を下方に伸ばし、左手は胸前で水瓶を執っている。形のよい渦巻文が見られ、衣文も鋭いことから、いずれも平安期の作とされる。
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歴史探訪 観菩提寺