木造不動明王立像

| 【指定区分】 | 県指定 |
|---|---|
| 【種別】 | 彫刻 |
| 【所在地】 | 長田 |
| 【指定年月日】 | 平成8年3月7日 |
解説
元は彩色像で、髪形は巻髪、左肩に弁髪を垂らしている。両眼を大きく見開き、上歯とその両端の二牙が下唇をかみ、怒りの表情をしている。条帛、裳及び帯状の腰布を纏い、腕釧・臂釧を着けている。右手は臂を曲げて右腹前にあてて剣を執り、左手はゆるく垂下して羂索を持っている。足は軽く開き、朽木形の岩座に直立している。右大腿部の埋木にある墨書銘より、修行僧定遠による造像とわかるが、紀年銘はない。太い両腕をはじめ、全体に量感あふれる作風だが、表情や衣文の表現は穏やかで制作年代は平安後期と考えられる。