木造大日如来像(胎蔵界)

木造大日如来像(胎蔵界)


木造大日如来像(胎蔵界) 画像
【指定区分】市指定
【種別】彫刻
【所在地】甲野
【指定年月日】昭和44年4月1日

解説

寄木造。頭部は宝髻を結い宝冠を戴き、白毫相を表す。体部は条帛を懸け、裙を纏い、首から瓔珞を附ける。両臂には臂釧を着け智拳印を結ぶ。やや大振りの蓮弁の蓮華座に結跏趺坐する。全面金泥塗りで、宝髪や両手・両膝部に江戸期の補修が確認できる。『伊水温故』(県指定文化財)には「本尊両部大日」として「金剛ハ牛ニ乗」「胎蔵ハ蓮坐」とあり、「二尊座像恵心作」と記されている。
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伊水温故歴史探訪 極楽寺