木造厨子 附木造閻魔坐像
【指定区分】 | 県指定 |
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【種別】 | 工芸品 |
【所在地】 | 長田 |
【指定年月日】 | 昭和52年3月28日 |
解説
閻魔堂の須弥壇中央に外・中・奥の入れ子状に構成された3基の厨子が置かれている。外厨子は宮殿形で、外部は素木、内部は千体阿弥陀如来が棚状に隙間なく配置されている。丸柱上の組物は出三斗、詰組となり、中央にのみ蟇股を置く。屋根は入母屋造である。中厨子は木瓜厨子で、外は黒漆塗、内部は極彩色で十王及び侍者を描いている。奥厨子は春日厨子で、内部は金箔押し、扉の左右に地蔵菩薩立像と侍者立像が極彩色で描かれ、中央に木造閻魔坐像が安置されている。関連資料・関連ページ(別画面が開きます)
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