木製黒漆塗観音浄土彩絵厨子 附陶製観音菩薩坐像

| 【指定区分】 | 県指定 |
|---|---|
| 【種別】 | 工芸品 |
| 【所在地】 | 三田 |
| 【指定年月日】 | 平成21年3月11日 |
解説
厨子は正面が観音開き、側面は奥半分を板壁とした片開き扉を付し、装着金具はすべて金銅製である。正面扉と左右の一枚扉内側に二十八部衆、奥壁と左右側壁内側に海中に浮かぶ補陀落山、床面には奥壁と側壁に連続する海波を描いている。また、左右壁面の上方に風神・雷神、屋根裏には八葉の蓮華文を配した天蓋を描き、入念に浄土空間を表現している。格狭間の入った基壇の底部には、四隅にほぞ穴の痕跡が残り、元は四脚を設けていたと想定される。内部の観音菩薩坐像は、江戸期の作と考えられる。