元禄13年伊賀国絵図

【指定区分】 | 市指定 |
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【種別】 | 歴史資料 |
【所在地】 | 上野丸之内 |
【指定年月日】 | 平成25年2月12日 |
解説
藤堂藩の絵師上西庄五郎(宗牧)家の子孫から譲渡されたものである。江戸期には、慶長・正保・元禄・天保期の4回、幕府から各藩に国絵図の作製が指示された。元禄国絵図は元禄9年(1696)に作製が命じられたが、『宗国史』(県指定文化財)によると藤堂藩は同13年に完成した絵図を幕府に提出したようで、本図はその控えと考えられる。山や河川、街道などが描写され、郡ごとに色分けされた楕円形の枠内に村名と石高、白塗りの四角形で示された城下町には城名「上野城」と城主名「藤堂和泉守」とが記されている。