テーマ | 伊賀流忍者 |
---|---|
見どころ・解説 | 伊賀唯一の修験道根本道場の寺院です。寺伝によれば、慶長13年(1608)に藤堂高虎が伊予国今治から、伊賀・伊勢両国へ移封された折、藤堂家の祈願所として、高虎に同行してこの地に移ったと伝えられ、元和2年(1616)に醍醐寺三宝院末の修験道寺院として開山したのが始まりといわれています。当初は上野天満宮の側、辻屋敷跡にあったとされ、明治初期の神仏分離令以前、今の地に移ったとされています。本尊の不動明王をはじめ、神変大菩薩(役行者)、大黒天などが祀られています。当寺は上野天満宮の天神祭との関わりが古く、3代藩主藤堂高久から病気平癒の報謝として能面が下附され、その能面をつけて祭礼行事を勤めたとされます。同祭の鬼行列には役行者が登場し、五大明王を表す大御幣は厄除けの意味合いがあると伝わっています。 |
所在地 (クリックすると地図表示) | 上野エリア 松本院 |
現況写真・図面 (クリックすると拡大表示) |