テーマ | 壬申の乱と古代の伊賀 |
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見どころ・解説 | 伊賀市のほぼ中央、哀園森付近に広がる弥生時代から鎌倉時代にかけての複合遺跡です。ほ場整備や道路建設に伴う発掘調査で飛鳥時代から奈良時代のかけて多数の掘立柱建物や井戸などが発見されました。なかでも43棟見つかった奈良時代の掘立柱建物のうち、中心となる建物群が「品」字状に規則的に配置され、隣接して倉庫と思われる建物群も確認されました。また、他の集落遺跡では見られないさまざまな形の土師器や須恵器、「大井」「千倉」「冨貴」などと記された墨書土器も多数出土しています。規則的に配置された建物の様子や出土遺物から、当時の郡司などを担った地方豪族の居宅であったと考えられています。 |
所在地 (クリックすると地図表示) | 上野エリア 森脇遺跡 |
現況写真・図面 (クリックすると拡大表示) |