テーマ | 上野城と城下町 |
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見どころ・解説 | 藤堂藩主が在国中に館舎として使用した場所です。『宗国史』には、屋敷内の書院・数寄屋は京都堀川にあった古田織部邸からの移築で、小書院の天井画は狩野派の絵師、狩野山楽の筆によるものとあります。 御屋敷は藩主の居宅であるとともに、藩主と藩士、或いは賓客との重要な儀礼の場でもありました。残された屋敷の見取図を見ると、表屋から庭へと伸びる舞台が確認できます。ここでは、当時の武家社会で最高級の饗応とされた能が催されていました。 藩主の館舎にふさわしい風雅で荘厳な屋敷は、明治7年(1874)に博覧会会場として利用された後、取り壊しが進み、現在は県立上野高等学校のグラウンドになっています。 |
所在地 (クリックすると地図表示) | 上野エリア 御屋敷 |
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