藤堂家歴代供養墓所

藤堂家歴代供養墓所
テーマ上野城と城下町
見どころ・解説 藤堂藩の歴代藩主を含む藤堂宗家の墓所で、壮大な供養塔が残されています。藤堂宗家の菩提寺は、江戸の寒松院と津の寒松院、そして伊賀の上行寺に所在します。上行寺は藤堂高虎の領地替えに付き従い、紀伊国から伊予国、さらに伊予国から伊賀国へと移転した寺院で、墓所には伊予国で没した高虎の父虎高の廟所があることから、藤堂家では「御先祖根本の御菩提所」と考えられています。
 江戸時代の伊賀付藩士には、藩主らの命日に上行寺への参詣が義務付けられ、嘉永7年(1854)の安政伊賀地震の際には、寺院前に仮堂を建てて藩主の位牌を移し、藩士が昼夜にわたって護衛をしたと伝わります。
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