| テーマ | 伊賀の近代建築 |
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| 見どころ・解説 | 上野中心市街地の南西、西日南町の東西通りに面した敷地と、南北通りに面した敷地を合せた丁字形の敷地に建ち、東西通りに面する部分は町屋の外観、南北の通りに面する部分は前庭をもつ屋敷風の建物です。 本館は、大正13年（1924）建築の東西通りに面する2階建の町屋部分と、昭和18年（1943）に増築した南北通りに面して玄関のある3階建ての建物からなります。 増築部分にある玄関は、広い雨除けのポーチに葦簀を組み上げた簀の子天井が張られた珍しいものです。1階は8畳と6畳の客室など、2階は42畳の大広間があり、東・西・北に廊下が巡ります。2階の廊下は腰までガラスが嵌められ、明るく開放的となっています。増築部は各所に使われるさまざまな素材や軽やかな意匠に数寄屋風の要素があり、建物全体の特徴となっています。 |
| 所在地 （クリックすると地図表示） |  上野エリア 旧料理旅館九重旅館 |
| 現況写真・図面 （クリックすると拡大表示） |
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旧料理旅館九重本館・別館・門及び塀