福岡醤油店

福岡醤油店
テーマ伊賀の近代建築
見どころ・解説 福岡醤油店は、明治37年(1904)に醤油醸造所として建てられ、翌年に増築、大正10年(1921)にはボイラー室が設置されました。桁行18.9m 梁間7.2mの木造平屋建て、瓦葺きの建物で、内部は、もろみを貯蔵し醤油を圧搾する醸造蔵、麹室、ボイラー室からなります。建物は、湿気を避けるため窓は最小限に限られ、室内には醤油醸造の香が漂います。
 建物内には醤油を絞るための「キリン圧搾機」が現存し、キリンの首のように長い竿は6mを測ります。現役で使用されているものは例をみず、大変貴重なものです。
所在地
(クリックすると地図表示)
福岡醤油店 所在地
島ヶ原エリア 福岡醤油店
現況写真・図面
(クリックすると拡大表示)
福岡醤油店