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遺跡情報システム 解説
98 殿ヶ浦・遠賀川河床遺跡
縄文土器 鉢
飯塚市川島に所在し、遠賀川中流域に位置する河床遺跡である。縄文時代後期後半の完形に近い磨消擬似縄文で飾る鉢、斜格子の沈線文様で飾る晩期の鉢が収集されている。前者はヘナタリを回転押捺する充填擬似縄文が使用されていて西平式より先行する段階の土器で、後者は黒川式段階の土器とみられる。
これらの遺物は昭和62年に飯塚市指定有形文化財になっている。
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