163 長崎街道

冷水越 石畳道

冷水越 石畳道


 長崎街道とは、江戸時代において長崎から大里(小倉)までの約58里(約230km)を結ぶ脇街道で九州第一の幹線であった。福岡藩領である旧筑前国内には長崎街道の宿場として黒崎宿(旧遠賀郡)、木屋瀬宿(旧鞍手郡)、飯塚宿(旧穂波郡)、内野宿(旧穂波郡)、山家宿(旧御笠郡)・原田宿(旧御笠郡)の6つの宿場町が置かれ、この6つの宿場を通る道筋は「六宿筋」とも呼ばれた。内野宿と山家宿を結ぶ冷水越は最大の難所で、現在も石畳道が残っている。
→ 遺跡の位置を見る