本スクラップブックは、山﨑重雄が昭和20年代後半~昭和30年頃の広告類を貼付したものである。山﨑は三菱鉱業に勤めており、広告のなかに厚生課の収受印が見られることから、職場に届いた各種広告類をスクラップブックにまとめたと考えられる。これら広告は、当時の商業状況や炭都の繁栄ぶりの一端が窺える資料である。