「高樹文庫」は、江戸時代後期に活躍した射水郡高木村(現射水市)の石黒信由以下4代による和算、西洋数学、天文・暦学、測量術、絵図作成などに関する資料群です。この資料群は、明治以前のわが国の科学技術の水準、発展を示す資料として高く評価されており、一部は「石黒信由関係資料」の名称で国の重要文化財に指定されています。
このたび、絵図(清図・下図)、関連する古文書(測量日記・野帳)、測量器具類の中から特に資料価値が高い、または利用頻度が高い資料約600点を高精細デジタル画像でご提供します。
高精細デジタル画像の採用により、重要文化財を虫めがねで見るように精密に、本を読むように気軽に閲覧することが可能になりました。一部の古文書については、原本と翻刻の重ね合わせや、左右に並べる機能を備えており、古文書読解の練習にもご利用いただけます。
下の画像は一例です。画像をクリックすると、表示されている資料の高精細画像が表示されます。
これら画像をはじめとする「高樹文庫」は、一般財団法人高樹会が所有し、射水市新湊博物館が保管・展示しています。
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