尾張図

函番号（資料番号）	寅-41
旧書名	尾張国図
旧書名ヨミ
旧書名（ローマ字）
数量	1
単位	舗
書名	尾張図
書名ヨミ	オワリズ
書名（ローマ字）
書名（欧文）
書名の備考	書名は裏面の後筆書外題による。
版写	写
特殊装丁
書型
存欠
原装・改装	原装
合冊
丁数
寸法	115.1/107.0
寸法（縦）
寸法（横）
材質
形態に関する注記
編著者	樋口好古編
編著者ヨミ	ヒグチヨシフル
編著者（ローマ字）
成立	左下に凡例あり、全文「一（朱の△）印ハ高千石以上ノ村也（朱の●）印ハ高千石以下ノ村ナリ（朱の○）印ハ支邑也（長方枠）印ハ駅場并ニ市町有之邑又ハ御殿御番所陣屋也（横二点）印ハ一里塚也（朱と藍を重ねた線）印ハ巡見道也／一村落ノ位置四至ノ広狹ニ因テ村名ヲ記ス所分毫ノ間ニ多ハ差ヘリ見者当察之又支邑ニ至テハ多端漏泄アランコトヲ恐ル新田ハ只戸口アル所ヲ記スノミ／一美濃三河伊勢国ノ疆域御料他領ハ総テ朱字ヲ以テ記ス又黒字ヲ以テ記ス者ハ御領分也東美濃ノ疆域小木三倉廿原池田町中ノ郷五村ハ尾州ノ地脉連続シ東ノ方土岐川ヲ以襟帯トスルカ故ニ旧図記今復旧ニ依テ記ス／一川ハ水源ニヨリ大凡ソ名ノ更マル所ヲ推シ叙テ其名目ヲ朱字ニテ記ス支川ハ咫尺ノ間悉ク記シカタシ因テ略之／一井トアルハ用水ナリ村人古ヨリ用水ヲ以テ井ト称ス因テ用水江ハ総テ某ノ井ト記ス井組高アル者ヲ以テ干要トシ支井ハ多ク省之／一山名ハ咫尺ノ中悉ク記シカタシ只愛知春日井知多三郡ノ中御林ノ名目ヲ取テ粗記之／一雨池ハ愛知春日井知多三郡山隈ニ至テハ悉ク記スニ遑アラス今図面ニ描ク所ハ只旧図ニ載スル所ニ従テ千分ノ一ヲ載スルノミ／一路程ハ駅路ノ外凡ソ村落阡陌四方ノ貫通スル所ヲ取テ大較図スルノミ輿地ノ方位輒ク定メ難シ咫尺ノ間ニ千里ヲ謬ンコトヲ恐ルヽ也／文化九壬申年秋七月　樋口好古謹改訂」。
成立西暦
成立推定	幕末明治頃写
刷り書写の態様	転写本。
内容	尾張の詳細な国絵図。上が西。淡彩色入り。左やや下に知多半島を収めた張出図あり（45.0/78.2）。村落名は朱の△●○の下に記す。名古屋藩の地方業務に資するための図で、新田や用水の水路、「御林」、街道に詳しい。
内容（カナ）
内容（ローマ字）
旧蔵印識語
備考	無表紙。折畳寸法27.3/15.6。○樋口好古は名古屋藩士。名貞次郎のち又兵衛。字碩果。号知足斎・遅日軒。樋口又右衛門の男。母羽田野氏。弟樋口邦古。もと浪人、安永３年名古屋藩に勘定方並手代として出仕、以後累進して寛政１１年地方吟味役頭取となり大代官事務を担当する。更に大代官、勘定吟味役頭取、書物奉行等を歴任、文政９年中奥番頭となる。文政９年６月１日没７７歳。墓所名古屋本要寺。著書多数。○早稲田大学蔵『尾張国全図』は本図の一写本（松涛居旧蔵）。明治４２年和田鴨涯書写本（知多半島の張出図は補写）。岩瀬本と概ね一致するが、岩瀬本にない書入記事あり。外に大阪女子大図書館にも一本あり（『尾張国路見図』）。○天保１１年刊『懐宝尾張国郡全図』（１３８―１９参照、発禁本）が拠った「本藩の樋口先醒の考訂」した旧図に相当するが、版本と若干の異同あり。例、本図の右下にある「一土岐川ハ濃州土岐郡中ノ山川輻湊シ大川トナル因テ土岐川ト云下街道筋ハ金戸辺川ノ源也」は、版本では「土岐川ハ濃州土岐郡中ノ山川輻湊シ大川トナル故ニ土岐川ト名ツク」。右やや下の「栗須ヨリ伊勢国境迄ノ間木曽川尾張美濃両国境ナリ…」の注記は版本になし。本図になく、版本では俊広、道徳前、宝来、稲富、フヂ高前などの新田が増補される。
保存状況種別
保存状況程度
所蔵機関	西尾市岩瀬文庫
資料種別	地理　地図
大分類	一枚物
和分類	地理　地図　地方図　東海道
漢分類
筆跡サンプル画像・全文テキスト
製作者等
製作者等読み
製作者等（ローマ字）
縮尺
言語	日本語
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主題
主題（カナ）
主題（ローマ字）
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関連する地域・場所（カナ）
関連する地域・場所（ローマ字）
関連する人物・団体
関連する人物・団体（カナ）
関連する人物・団体（ローマ字）
内容年
内容年終
原本の所在・史料群	西尾市岩瀬文庫
資料番号
文化財情報
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自治体史掲載
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