泉大津市立図書館のはじまりと朴斎文庫

泉大津市立図書館は、1949(昭和24)年9月2日に開館しました。この時、大阪府内の公立の図書館は、堺市、岸和田市、豊中市など数ヶ所の市にしか設置されていませんでした。泉大津市に周囲の自治体よりも早く図書館ができたのには、二人の人物がかかわっています。それは吉田玉鳳と近藤朴斎です。
玉鳳は、地域の文化水準を上げたいという想いから、図書館を開館しようとするなかで、もともと知り合いであった朴斎に協力を求めました。朴斎は南宋画を学ぶために、非常に沢山の本を持っていたので、それを泉大津市に寄贈することにしました。その寄贈された本を中心に、泉大津市立図書館が開館しました。

図書館の移り変わり

    • 1952泉大津駅前ロータリー
    • 1953市役所分館
  • 泉大津市立図書館が開館したのは、1949(昭和24)年9月2日。近藤朴斎を初代館長に招き、市役所分館(泉大津市田中町・泉大津駅西出口側)内に作られました。
    • 1968図書館
    • 昭和43.01図書館
  • 1957(昭和32)年に、新しく図書館(泉大津市下条町)が建築されました。1983(昭和58)年に改築、その後2021(令和3)年からはアルザタウン泉大津内にて開館しています。

朴斎文庫

  • 朴斎文庫とは
  • 朴斎文庫と近藤朴斎について紹介しているページです。朴斎文庫全1005点のリストもついています。
  • 斎文庫目録一覧
  • デジタルアーカイブで見ることができる朴斎文庫です。画像があるものはクリックすると本の中身を読むことができます。