目次
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水海道市史 上巻
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第二編 原始・古代の水海道地方
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第三章 遺跡各説
13 坂手貝置(かいおき)遺跡
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水海道市坂手町貝置地内の東仁連川の東方に面する舌状台地上に存する遺跡である。かなり広範囲に縄文時代の土器片の散布がみられ、また、貝類も若干散布していることから、地点貝塚が存在するものと思われる。
地元民の談話に基づき、耕作中の土層の変化状況を検討していくと、縄文時代の住居址が存在することも考えられる。出土する土器は主に縄文中期ごろのものである。