目次
/
水海道市史 上巻
/
第二編 原始・古代の水海道地方
/
第三章 遺跡各説
17 大塚山古墳
93 ~ 94 / 517ページ
水海道市大輪町大塚山地内、水海道から石下方面に至る県道(結城街道)の東側に存する径三メートル、高さ一・五メートルほどの塚で、大塚山古墳と呼称されているが、周辺に古墳らしきものも認められず、規模からも多少疑問が残らないでもない。未調査のため現段階では古墳とする材料に乏しい。古街道に沿って存することから、あるいは、中世の経塚の可能性もあり得る。また、南東斜面の畑地には縄文後期の土器片が散布し、これは満蔵A遺跡まで続いている。