目次
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水海道市史 上巻
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第二編 原始・古代の水海道地方
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第三章 遺跡各説
19 満蔵B遺跡
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水海道市豊岡町満倉の日本ベッド株式会社水海道工場敷地内に位置する。
遺跡は、旧飯沼に突出した舌状台地の縁辺の傾斜面に形成されており、遺物の散布状況は各種の土師器片を主体として、西から南へと広がりをみせている。既に住居址の存在することが確認されているが、山林となっている部分が多く、その詳しい状況については把握しがたい。古墳時代の中期以降の集落址の存在が予測できる。