目次
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水海道市史 上巻
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第二編 原始・古代の水海道地方
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第三章 遺跡各説
21 横曽根貝塚
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水海道市豊岡町貝塚に所在する。鬼怒川右岸に発達した台地東端の緩斜面に位置する。
貝塚の規模は未調査のため明らかでないが八〇メートル四方に貝の散布がみられる。主としてヤマトシジミとカキ類であり、石器類(石鏃・石皿等)も出土している。土器は縄文時代前期様式の特徴を有するものが出土しているというが、明らかでない。