目次
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水海道市史 上巻
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第三編 中世の水海道地方
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第三章 宗教と信仰
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第四節 浄土宗と地方文化
三福寺
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三福寺は坂手村(水海道市坂手町)にあり開山は念蓮社歓(願)誉冏宏で、明応六年(一四九六)九月二日に化し同寺にはその年月を刻んだ板碑が存する。これら多くの板碑は供養碑であることを示すものである。天正五年ごろ、下妻の多賀谷勢の戦火にあっている。院号を稲荷院というのは、稲荷を勧請して鎮守としたからである。
三福寺板碑