目次
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水海道市史 上巻
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第三編 中世の水海道地方
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第三章 宗教と信仰
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第四節 浄土宗と地方文化
極楽寺
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極楽寺は坂手村(水海道市坂手町)にあり戦火
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にあって現地を去って大塚戸村へ引越し庵を結んでいた。今の正専寺の所である。天正五年春、横瀬若狭守の籠る大塚戸城が落ち、三福寺同様坂手極楽寺も、城内の極楽寺も戦火にあって極楽寺(坂手)は坂手村へ戻った。そして住持岡野氏の子草蓮社信誉林甫と青山十右衛門が同心し中興している。住職は元和七年(一六二一)七月一四日化、八二歳。