《トップリーグ12チームと仕組み(開幕当初)》


 トップリーグ開幕元年は、ラグビーワールドカップ2003オーストラリア大会の開催と同じ年となる。
 初年度シーズンは、関東・関西・九州での社会人リーグより、上位チーム合計12チームでのスタートされた。
 最終年となった第55回全国社会人大会は、最後の栄冠を決めるということに加え、出場16チームによる初年度トップリーグ出場をかけた激しい争いとなった。
日本社会人リーグ
NECグリーンロケッツ
クボタスピアーズ
サントリーサンゴリアス
三洋電機ワイルドナイツ
セコムラガッツ
東芝府中ブレイブルーパス(現東芝ブレイブルーパス)
リコーブラックラムズ
関西社会人リーグ
近鉄ライナーズ
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
ヤマハ発動機ジュビロ
ワールドファイティングブル
西日本社会人リーグ
サニックスボムズ(現福岡サニックスブルース)
第55回全国社会人大会予選プール成績
第55回全国社会人大会予選プール成績表

 初の全国リーグとなるトップリーグは12チームによる総当り戦でおこなわれ、チームあたり11試合全66試合のリーグ戦となる。また、リーグ戦の成績より下位2チームが自動降格となり、地域リーグ上位チームとの自動入替の仕組みがあり、熾烈な順位争いが繰り広げられた。
 さらに、トップリーグには、12チームによる「リーグ戦」タイトルに加え、8チームによる「トーナメント戦」で行うカップ戦のタイトルも同時に設立された。トップ8トーナメント「マイクロソフトカップ」である。
 トップリーグのシーズン成績上位8チームによるトーナメント戦として戦われ、リーグ戦にはない一発勝負の醍醐味を持つ、リーグ戦以上に緊張感のある大会となった。
写真・図表

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