平成19年度5回目のシーズンを迎えるトップリーグは、同時にラグビーワールドカップフランス大会の開催と同じくしている。
トップリーグ創設が前回のワールドカップオーストリア大会と同じくしていり、言い換えると「トップリーグ創設以来はじめてのワールドカップへの挑戦」といえる。
トップリーグの目指す活動目的には、日本のトッププレーの強化としてのジャパンの勝利が求められる。
世界のラグビーにおける競技環境が飛躍的に向上し、北半球・南半球のプロリーグが着実に発展している近年では、日本ラグビー界の成長スピードも急激にアップしていかなければいけない時代となっている。
トップリーグに課せられる使命は年々大きくなり、その期待はラグビー界のみならず、トップリーグ加盟企業やラグビー支援企業からも大きなものになってきていると感じている。
80年の歴史をもつ日本協会史のなかで、ジャパンラグビートップリーグは、未だ4年の歳月しか経過していない。
国内に多く存在する各種スポーツのなかでも、後発であり経験や実績も非常に希薄なものであるといえる。
その一方で、先駆者や他スポーツ競技が歩んだ足跡を学び、深く理解することでトップリーグが飛躍的に発展する要素は多分にあると感じている。
トップリーグが掲げる活動目標を一つずつやり遂げ、ラグビーファンに愛され、親しまれ、楽しめる、人気の高いスポーツとなるように取り組まなければならない。
最後に、トップリーグ創設までに第55回を数える全国社会人大会を共催していただいた朝日新聞社様並びに支援いただきました関係各位の皆様、数ある歴史ある出場企業のチーム様。
さらには、トップリーグ創設に向けはご尽力を頂いた各方面の関係者の皆様に深い感謝の意を申し上げつつ、今後のジャパンラグビートップリーグの更なる普及と発展にむけ、変らぬご高配のほどお願い申し上げます。
■ジャパンラグビー トップリーグ過去4シーズンのマイクロソフトカップ結果一覧