《「ターゲット2011」と「ターゲット2015」以降》


 競技力向上委員会が中心となって計画されたATQプログラムは、まず、2011年での成果を目的とする「ターゲット2011プログラム」から実行することが理事会で決定された。このプログラムは、19歳から24歳までのエリート選手を2つのグレードに分けて選抜し、上位グループ選手(10名程度)を海外で継続的に、下位グループ(30名程度)を国内で定期的に強化しようとするものである。
 また、このプログラムは、この年発表されたIRBの競技力向上助成事業と連動させることもIRBによって認められている。
 以上、日本協会は、競技力向上委員会を事業主管として2007年度から本格的なタレント発掘・育成事業「ATQプログラム」をスタートさせる。