メディカルサポーター制度


 1988年のルール改正に伴い、本制度が急遽導入され、メディカルサポーターの短期養成を行いシーズンインとなった。メディカルサポーターの育成には安全対策委員会が主管・執行することになり、レフリーソサエティと医務委員会等の協力を得ながら教育・指導および普及活動を行っている。
 メディカルサポーターの主たる目的は、プレーヤーの安全を図り試合の継続を円滑にすることであり、言い換えれば試合中での軽度な負傷プレーヤーの処置を迅速に行い試合に復帰させることである。その資格、役割、服装や携行品等について講習マニュアルを作成し、正しい知識を学習させ、軽傷か否かの判断を理解させ、軽傷の負傷プレーヤーの処置を手際よく出来るよう実習を重ね、質の向上と権威を高めるべくメディカルサポーター手帳を作成し、研修会・講習会の受講履歴を都度記入し、更新受講は2年毎に行っている。