U20国際大会はユースからシニアへの強化の繋がりがより強く求められており、JWC代表選手の2/3はプロフェッショナルによって構成されるなど、加速するプロ化の若年齢化が一段と顕著になってきた。このような潮流の中でU20日本代表の強化は国際的視野に立った体制の構築無くして日本が世界に雄飛するが出来ない環境にある。JWC/JWRT参加の3年間を通じ、2008JWCでの課題(2頁)での未解決な問題に加え、強化環境(基本スキルに多くの時間を要す)や選手選考(外国人相手に通用する)などの新たな課題もでており、U20代表強化が日本代表の強化に直結していることに立脚し、継代的なU20代表のマネージメントスタンダードの構築を図ることは、次代に資するとともに一年でも早くJWCに復帰し強豪国とのマッチメイクおよび2019RWCにおけるATQ(Advance To Qualify)の実戦力となるこの数年のU20世代の強化のための情報・経験等の蓄積と共有化を図るとともにその活用と取組みが喫緊の課題であると再認識させられた大会であった。
2010年 | プール戦 | 決勝戦 | ||
U20代表 | ロシア | ジンバブエ | カナダ | イタリア |
試合日 | 5月18日 | 5月22日 | 5月26日 | 5月30日 |
試合会場 | Slava | Fili | Slava | Slava |
試合結果 (前半) | 31-17 (15-12) | 20-20 (13-10) | 38-17 (22-10) | 7-36 (0-15) |