プールBを1位通過し、3年連続で優勝決定戦に出場。最後は、プールA1位のアメリカに33-37で敗れた。日本は大会2位で終了した。監督、コーチおよびスタッフの正式就任が1月半ばという例年よりも遅いスタートとなった。大会前にウェールズへの強化遠征で国際経験を積んで、且つ格上のチームからうけるプレッシャーを経験することができた。
本大会では、一回戦ジンバブエ、二回戦カナダ、準決勝グルジアと接戦での厳しい試合を通じて、選手たちのタフネスは向上した。特に、ATでの圧力は敵国に対しても脅威となり、安定したトライ数(毎試合5トライ)を確保することができた。また、大きな選手に果敢に低く突き刺さるタックルは、今後の日本ラグビーを示唆する一つとなった。セットプレーに関しては、低くヒットすることを意識したスクラム、常にコンテストでプレッシャーをかけていたラインアウトともに、ウェールズの強化遠征から大きな成長が見られたが、アンストラクチャーでの失点が多く、セット以外のプレーに大きな課題が残った。
2012年 | プール戦 | 決勝戦 | ||
U20代表 | ジンバブエ | カナダ | グルジア | アメリカ |
試合日 | 6月18日 | 6月22日 | 6月26日 | 6月30日 |
試合会場 | マレー・フィールド | |||
試合結果 (前半) | 39-36 (22-14) | 38-35 (17-14) | 36-29 (29-5) | 33-37 (14-15) |