1.登録競技者・チーム数の推移


 表1は、2011年から2017年までの登録競技者数の推移である。2011年度末96,687名であった競技者は、2015年まで年々減少し、2016年一旦増加(前年度比3.4%)したものの、2017年再び減少し(前年度比0.8%)、対2011年度比-1.5%の95,200名であった。男女別にみると男90,764名、女4,436名であり、対2011年度比では、男性3.7%減少、女性81.1%増となっている。
 年代別に2017年度末登録競技者数を対2011年度でみると、男性では小学生年代以下+16.8%、中学生年代-5.4%、高校生年代-10.0%、大学生年代+6.3%、成人-12.9%である。小学生年代、大学生年代プレーヤーは増加しているものの、高校生年代、成人の減少が著しい(表2)。女性は、小学生年代以下+56.9%、中学生年代+153.0%、高校生年代+177.0%、大学生年代+67.6%、成人+57.5%と全年代を通して大幅な増加がみられた(表3)。
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表1 登録プレーヤー数の推移

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表2 登録プレーヤー数の推移(男)

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表3 登録プレーヤー数の推移(女)

 表4は、2011年から2017年までの登録チーム数の推移である。2011年度末3,236チームであったが、2015年まで年々減少し、2016年一旦増加(前年度+7チーム)したものの、2017年再び減少し(前年度-31チーム)、対2011年度比-6.4%の2,995チームであった。ラグビースクール、ジュニアクラブ、女子のチームが増加した一方で、高校、社会人、一般クラブが大幅減少し、登録チーム数の減少に拍車をかけている。
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表4 登録チーム数の推移