育成環境として、プレーヤー・指導者・レフリーの養成、大会の整備、安全対策が推進されることになった。一貫指導を念頭に置いてプレーヤー育成パスウエイが作成され、指導者やレフリーの養成については制度の見直しが進められている。指導者・レフリーの育成カリキュラムは、WRのカリキュラムを内包することより国際的視点に立った人材育成を目指している。また、プレーヤーの育成においても国際化を視野に入れ、スポーツ庁委託事業として女子高校生の国際交流プログラム(
ニュージーランド派遣)を実施している。
大会の整備は、プレーヤーファースト、プレーヤー主役をテーマに参加機会の公平性や安全性を確保するべく検討され、特に女子プレーヤーの増加に対応すべく各種大会において男女別試合の設置が進められている。また、安全対策の観点から年齢別競技規則が、定期的に検討・整備されている。
登録競技者数の推移を概観すると、高校生及び成人の減少が顕著であり、活動の場を提供すべく検討が進められている。