2007年ラグビー
ワールドカップ(以下、RWC)
フランス大会以降、2011年RWC
ニュージーランド大会、2015年RWC
イングランド大会と2回のRWCを経て、ルールは、RWCをサイクルにして「検討・見直し」、「試験的実施」、「審議・採用」のステップで改正されている。
また、ルールは、ラグビー憲章に基づき、以下の4項目に主眼を置いて、改正されている。
・公平なボールの争奪(以下、コンテストという)
・プレーの継続(以下、継続という)
・安全性の確保(以下、安全性という)
・ラグビーの面白さ
そして、ルール改正の目的が達成されたか?を過去のRWCの試合データを分析評価して更なる改正の要否を検討している。
本章では、ルール改正の流れをもとに、過去のRWC試合統計データに基づき、ルール改正目的の達成度について評価する。