前述の通り、WRが目指すラグビーの姿は、安全性の確保や不正なプレーの廃絶を前提にして、公正なコンテストによるプレーが継続され、ボールインプレー時間が長いゲームを維持して、ラグビーの独自性により、観客に見せることである。
レフェリーは、この目標を十分に理解して、全ての試合においてマネージメントする役割を有している。
日本協会は、国内最高峰のジャパントップリーグ(以下、JTLとうい)において、グランドレベルでは、レフェリー及びアシスタントレフェリーの連携(Team Of Three)によるレフェリング、更にグランド外においては、テレビジョンマッチオフィシャル(Television Match Official、以下TMOという)システムを導入している。
2008年から導入したTMOシステムについて、以下に紹介する。