WRは、競技判定の厳正化及び公明化を実現するために、2000年にTMOシステムを導入して、RWC大会他テストマッチ等にTMOシステムを実施している。
当初は、レフェリーの要請により、インゴール内のトライやゴールキックの成否確認をTMOが映像を見て判定していたが、2012年試験実施ルールの試行により、TMOの職務範囲ににトライに繋がる前の反則の有無やマッチオフィシャルが確認できなかった不正なプレーの確認をTMOがチェックすることを付加した。
日本では、国際基準に沿ったレフェリング体制導入の目的で、2008年から、JTLのプレーオフ及びマイクロソフトカップで導入した。
そして、2014年からJTLの全試合と
日本選手権準決勝、決勝戦でTMOシステムを採用している。
また、TMOの職務範囲の拡大試験実施ルールも2014年から段階的に合わせる様に取り組んでいる。