おわりに


 ここまで脳振盪に対する対応の変遷と、HIAについて述べてきた。
 ラグビーは他のスポーツと比べ、脳振盪に対する取り組みが進んでいるといわれている。
 今後も最新の医学的知見に基づいて脳振盪ガイダンスの改定等が予想されるが、日本ラグビーフットボール協会では従来より各委員会の協力のもと重症事故撲滅を目標に安全対策に取り組んできており、今後もplayer welfareのためにしっかりと対応して行きたいと考えている。