平成4年(1992)1月6日 平成3年(1991)度 第28回大学選手権決勝

写真 機関誌
国立競技場
明大 19-3 大東大
明大大東大をノートライに抑えて連覇
平成3年(1991)度 第28回大学選手権決勝
1992年1月6日 G:国立競技場 R:真下 昇 KO 14:00
明大193大東大
1佐藤 豪一(④久我山高)601米田 政明(①常総学院)
2藤  高之(②大工大高)133C2伊藤 正昭(④大工大高)
3清水 秀司(③旭野高)3江森 隆史(②花園高)
4青木 聡史(④久我山高)0T04釜澤  晋(③三沢商)
5高橋 一聡(②久我山高)0G05臼井 章広(④東福岡高)
6沢田 国治(③熊谷工)2PG06井沢(中村)航(①相模台工)
7佐藤 久富(④秋田工)0DG07藤井 洋明(③黒沢尻工)
C8小村  淳(④函館有斗高)8シオネ・ラトゥ(①リアホナ高)
9永友 洋司(③都城高)2T09森  利彦(④岐阜工)
10鈴木 博久(④本郷高)1G010大鷲 紀幸(②深谷高)
11土佐 忠麿(③天理高)1PG111青木  聡(④朝霞高)
12元木 由記雄(②大工大高)0DG012星野 一郎(③大東一高)
13岡安 倫明(③明大中野)13小森  敦(③作新学院)
14渡辺 大吾(①天理高)91014ロペティ・オト(①トンガ高)
15小杉山 英克(④秋田高)15小倉 英輝(③淀川工)

 3年前に13−13で優勝を分けた熱戦の再現を期待したファンが国立競技場を埋め尽くした。試合は明大が終始先手を取る展開となった。大東大はNo8シオネ・ラトウの突進力を武器にサイド攻撃を仕掛けるが、明大第三列の澤田、佐藤久富、小村が踏み込んだタックルで突破を許さない。前半は明大が永友の2PGで6−0のリードで終わる。後半2分明大PGのあと、試合の流れを決めるトライが15分に生まれた。明大はスクラムから小村がサイドを突いて、FWが押し込んだボールを素早く左に展開、永友、岡安、元木と回して土佐が左中間に飛び込んだ(永友ゴール)。このテンポの速い攻撃に大東大のディフェンスが崩された。このあと大東大がPGを決めたが、明大は38分に渡辺大吾がドリブルで持ち込んで岡安が押さえてトライ、19−3と大東大をノートライに抑えて快勝した。明大は大学選手権初の連覇を達成した。この大会には、この後大学の盟主となる関東学大が初めて準決勝に進出している。