平成6年(1994)1月6日 平成5年(1993)度 第30回大学選手権決勝

写真 機関誌
国立競技場
明大 41-12 法大
明大法大を破って王座に
平成5年(1993)度 第30回大学選手権決勝
1994年1月6日 G:国立競技場 R:斎藤直樹 KO 14:00
明大4112法大
1南条 賢太(③大工大高)1691下間 貴広(③秋田工)
2藤  高之(④大工大高)2532坂田 正彰(③新田高)
3亀田  滋(④久我山高)3中島 貴司(③熊谷工)
4中谷  聡(④大工大高)1T04藤原 和也(②盛岡工)
5赤塚  隆(②大工大高)1G05竹部 太郎(④大分舞鶴高)
6松本 幸雄(①函館有斗高)3PG36熊田  隆(②法政一高)
7天野 義久(③久我山高)0DG07佐藤 康樹(④秋田中央高)
8高橋 一聡(④久我山高)8伊藤 剛臣(④法政二高)
9西田 英樹(③天理高)4T09苑田 右二(②啓光学園)
10信野 将人(②久我山高)1G010中瀬 真広(②法政二高)
11谷口 明彦(②久我山高)1PG111秋山 公一(③秋田工)
C12元木 由記雄(④大工大高)0DG012吉田 晋一郎(②法政二高)
13三輪 幸輔(①高鍋高)13島崎 大地(③法政一高)
14渡辺 大吾(③天理高)1611C14江田 憲仁(④行田工)
15田島 賢一(④済々黌高)15小野木 修(④本郷高)
交代【法】熱海圭一郎(①久我山高)⑮、[法大、島津久志主将欠場のため、江田がゲームキャプテン]

 明大が前回優勝の法大を4PGに抑えて完勝した。接戦になるはずの両者だったが、明大がベストのゲームを演じたのに対し、法大は持てる力を出しきれずに完敗した。前半は両校3PGで、明大が29分にラインアウトのこぼれ球をNo8高橋一聡がトライ(ゴール)をあげて16−9とリードした。後半は明大の独り舞台。12分に連続攻撃からFL天野がタテに切れ込んでトライ。14分にはゴール前で相手ボールを高橋が取ってトライ。21分には法大SO中瀬のキックを天野がチャージしてトライ、29分にもFWのタテ攻撃でプロップ亀田がトライをあげて法大を粉砕した。FW、BK一体となった攻めの中でも、フィニッシュはいずれもFWの高橋、天野、亀田が決めるという明大らしい勝ち方だった。
 法大は昨年早大を破った得意のラインアウトが機能せず、ミスからトライを奪われて崩れてしまった。元木主将のキャプテンシーも光った明大10回目の優勝だった。